Cantine Elda
カンティーネ・エルダ
地域とカンティーナの歴史
山岳部が1.5%のみで平野部の広がるプーリア州は、ギリシア植民地時代からアッピア街道を整備したローマ時代を経て今日に至るまでイタリアの穀倉地帯として責務を果たしてきた。その中で、アペニン山脈へ繋がるダウニア山地とカルヴォ山を有するガルガーノ地方に挟まれるフォッジャ県は、丘陵部が連なる唯一の地形を持つ。 現在所有する畑は新たに購入した4.6haの畑を加えて21haの自社葡萄園で栽培を行っている。畑は全て無農薬で栽培され、ボルドー液以外の使用は一切行っていない。葡萄園は2ヶ所あり、トロイアの畑の標高は460mでオルタノーヴァは200m。石灰を含む粘土質土壌の前者にネロ・ディ・トロイアを中心に、小石混じりの粘土質土壌の後者にネグロアマーロを栽培している。土壌は栽培密度は4000本/haで整枝方法はグイヨで仕立られている。 醸造女性醸造家ロザリア・アンブロシノは当主マルチェロの意向である、ネロ・ディ・トロイアの品種個性とこの地のテロワールの尊重を重視したワイン造りを心掛けている。近代的で清潔なカンティーナの下、女性らしい華やかな香りを有した南らしい果実味とバランス良く配された酸味を内包したワインに仕上げている。 ワイナリー住所 |
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